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お客様を具体的にイメージする

 

自店のメニュー構成や金額設定をどうしようかと考えを巡らせ、その中でいわゆる「ターゲッット」を決めてその方々に向けた取り組みを色々と苦労の上に決めておられると思います。

マーケティング用語で使われる「ペルソナ」という言葉があることをご存知でしょうか。ペルソナ(Persona)って英語で「仮面」という意味であるのはわかるものの、これがマーケティングの世界での意味はきちんと理解していない方が多いのではないでしょうか。

ペルソナとは「商品やサービスを使用する架空の人物像」です。では「ターゲット」との違いはどこにあるのでしょうか。「ペルソナ」とは「理想とするお客様像」でありあなたのお店が大好きで毎週のように来店していただける大切な方をイメージしています。

現代は飽食の時代ともいわれ「モノ」にあふれかえり自分の本当に好きなものは何かを探し出すことも一苦労のことです。昭和30年代頃は母親が作る食事がすべてで飲食店で食事をとることは一大イベントであった時代でした。いまでは「自分の好きなものを好きな空間で食べたい」という感覚を多くの人が持つようになりました。

飲食店でも「おいしい料理」を提供すれば自然とお客様がいらしていただけると考えるのではなく、しっかりとしたイメージを固め「年齢は30歳代で通信関係の会社に勤務のサラリーマン、妻子がいて休日にゴルフ中継を見ることが楽しみな男性」に来ていただける「おいしい料理」を提供できるお店作りをというような視点で考えていくことが必要です。

「ペルソナ」は上記のような設定以上に細かく人物像を作りこみ
・なまえ(もちろん設定上の仮名)
・年齢
・性別
・勤続年数
・勤務先、事業規模
・従業員数
・事業内容
・所属部門
・役職
・おこづかいの額、趣味、悩み

イメージを膨らませ「ペルソナ」の人となりを設定します。あくまで設定ですからいかにも町中を歩いていそうな方をイメージしましょう。

上記のような設定をすることでその方にどんなメニューを提供すれば喜んでいただけるか具体的にイメージできるようになります。メニュー開発や内装などを複数で担当して会議を重ねる場合も「ペルソナ」の設定があればより具体的に話し合いができ決定に至るまでの時間も短縮することができます。

いちど「ペルソナ」を設定してあなたのお店で料理を堪能していただいている顔を想像してみましょう。

 

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